花子さん。(?)

蜜柑仔  2006-11-22投稿
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『これで二人目だ…ッ』
他の男子生徒が顔を青白くさせ学校をとびたして行った。

その瞬間,学校中に生徒達の悲鳴や奇声が響き渡った。







―放課後、私と私の友達、裕香と一緒に残っていた。

『―さて、帰りましょうか。。』

と帰りかけた時,
裕香が、
『ちょ…ちょっと!ちょっと付き合ってくれないかしら?』

『何によ?』

『ほら。噂が嘘とかの…』

『裕香。私帰るわ』

『ちょっとお!お友達がゆってんのょお!?…さっちゃん。』
ピタ…
私は何故か止まってしまった。

『さっちゃんの謎…二人で明かさない?』

『裕香!辞めなさい!私達にはさっちゃんとか関係ないのよ!今は受験勉強でしょ!?それやるひまがあるなら勉強すれば…』

『友世!(私です)何で話聞いてくんないの?…死なせたくない!皆を死なせたくないのよ!』

…私も…私もあなたと同じ気持ちだけど…

『私も!私もよ!?』

『だったら…

私は裕香の発言をさえぎった。

『私達が死んだら…意味ないじゃない。』

【…でも!私は命無くなってでもこの学校を守りたい。】

裕香は泣いていた。

これ以上裕香を泣かせる訳には行かない。
『そ。そうよね…わかったわ。さっちゃんに会うにはどうすればいいの?』

『友世…!さっちゃんは…保健室。保健室よ』

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