寂しい淋しい寂しい淋しい…。
暖かい布団の中にいても。
12月の着飾った街の中を歩いていても。
少し仲良くなった男の子とセックスした後も。
ここじゃない。
私の居場所はここじゃない。
私の中の小さな誰かがいつも叫ぶ。
違うの、ここじゃないの、って。
だから。
寂しい淋しい寂しい淋しい…。
誰か来て。
誰か迎えにきて。
A.S.A.P.
「できるだけ可能な限り早く」
ここには鋼のように強い女の振りをする、153センチの女が餓死寸前で座っています。
ちなみに身体は真ん丸ですが。
心の貯金がからっぽなのです。
もう何年もからっぽなのです。
寂しい淋しい寂しい淋しい…。
手を伸ばしても届くわけない晩秋の青空。