ASAP

みかん  2006-11-23投稿
閲覧数[430] 良い投票[0] 悪い投票[0]

寂しい淋しい寂しい淋しい…。
暖かい布団の中にいても。
12月の着飾った街の中を歩いていても。
少し仲良くなった男の子とセックスした後も。
ここじゃない。
私の居場所はここじゃない。
私の中の小さな誰かがいつも叫ぶ。
違うの、ここじゃないの、って。
だから。
寂しい淋しい寂しい淋しい…。

誰か来て。
誰か迎えにきて。
A.S.A.P.
「できるだけ可能な限り早く」

ここには鋼のように強い女の振りをする、153センチの女が餓死寸前で座っています。
ちなみに身体は真ん丸ですが。

心の貯金がからっぽなのです。
もう何年もからっぽなのです。
寂しい淋しい寂しい淋しい…。

手を伸ばしても届くわけない晩秋の青空。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 みかん 」さんの小説

もっと見る

ノンジャンルの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ