SWEEPER 5

ナカ☆  2006-11-23投稿
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−−「!!・・・何者かが侵入してきたか。俺以外の気配を感じる。ここに侵入者が来るのは久しぶりだな。少し挨拶でもするか」
明かりのない部屋で椅子に腰をかけていた男がそういいながら部屋を出ていった。


−−「暗い家ですね。明かりなんて窓から差し込む月明かりかぽつぽつあるローソクぐらいじゃないですか」
歩がぼやいていた。
「悪役が住む屋敷っぽくていいじゃないですか。私は嫌ですけどね。こんな家」
中野は暢気に話している。
「中野さん。何でそんなに暢気何ですか。今あの男に着々と向かっているのに」
そう話す歩の目はもっと緊張感を持ってくださいといっていた。
「アハハ すいません。
どうやらお気楽思考が抜け切ってないみたいですね。気をつけますよ」
中野は歩さんに注意されるとは なんて思いながら口を動かしていた。
「ねぇ 中野さん」
歩は問い掛ける。
「何ですか。歩さん」
「辻本の目的って何ですか?」
「・・・・」
中野の目付きが変わった。
「中野さん。聞いてますか?どいしたんです そんな怖い顔して」
歩は心配そうに声をかけた。
「大丈夫です。すみません。奴の目的でしたね。 それはですね・・・・・ !!」
話しの途中で中野の顔付きが変わった。
「歩さん。気をつけて下さい。奴が来ます」
その言葉に歩も緊張感をはしらせる。
「どーも こんばんは」
現れたのは中野とあまり変わらない体格をした青年だった。
「こんな時間に僕に何の用ですか?」
辻本は邪気のない顔で二人の前に立っていた。
「そんな顔しなくてもいいですよ。本当は分かっているのでしょう?私達が何しにきたかぐらい」
中野は辻本の態度に騙されることなく話しを進めている。
「つれない奴だな〜
まぁいい。貴様等は俺を捕まえにきたんだろ。
やってみろ。力づくは嫌いじゃないだろ。SWEEPERさん」
辻本の顔付きも変わる。
「いきますよ 歩さん。
奴を倒します」
「はいッ」
歩は手に力を入れた。

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