運命[さだめ]最終章

夢海  2006-11-24投稿
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情けない…
悔しい…

そんな想いが私の中を駆け巡る…

けれど、これからも生きていかなきゃならない。
現実からは逃れられない。
そんな想いの中で、退院をきめたのだ。


あの悪夢から5年…
私の足は良くなることもなく、まともに歩くことも出来ないままだ。

それに、何より心が壊れてしまった…
人を信じることが出来ず、批判することの方が多くなった気がする。
入院していた頃の記憶が、今なお私の身体に浸みつき、もう何もかも元には戻れなくなってしまった。

きっと、この呪縛からは解けないだろう…
それでも負けたくない!!
きっと、このまま近い将来は動かなくなるであろう、足は、歯痒い!!
けれど、これも生まれた時から、さだめられた運命なんだ…

それは、たやすいことではないだろう。
しかし、私はまた生まれ変わりたいという一心で筆を取った。

今、病気を持っている方…病院を探している方に…

《運命の分かれ道に立った時、本当に信用できる先生を探して、身を任すということが、どれだけ大切なことか……病院が、先生が、当たり前に忠実に治してくれるとは思わないで!!》
世の中の先生の、どれくらいの人が、真実を語れる人なのかは、分からない…
けれど、自分の運命さえをも変化させてもらえるのは、信頼できる先生だと……

成功は失敗の元。
失敗は成功の元。

それが、今の私の生き甲斐で、支えてくれている人達への、恩返しで生きています。



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