サンタに纏わる小話

kozma  2006-11-24投稿
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ついに、長男にサンタの正体は「ママ」とバレてしまった。

私が子供の時は、仏教にこだわる父の方針でサンタはいないと言われて育てられた。

プレゼントもChristmas前に、家族で買い物に出掛けて好きなものを買ってもらい

25日の朝に母から渡されるのが定番だった。
だから、サンタはいないよって信じてる友達に言って夢を壊してたらしい。

記憶にはないけど…。
友達のお母さんから苦情が来て、困った母は取った行動。


Christmasを過ぎた頃、集合ポストから、私は一通のハガキを取った。

消印は地元郵便局。

メリークリスマス!

良い子にしてたかな?サンタさんは遠い所からトナカイに乗って来るんだよ。プレゼントを持ってまた行くね。

…どう見ても、母の字。極めつけは


差出人が遠いお国のタンタより。


思わず吹き出して、母の所へ。


「お母さん、手紙くれたのお母さんでしょ?」


母は、知らないの一点張りだったけど。


“タンタ”について尋ねると…


顔を真っ赤にして、


「サンタも人間だから間違う事もあるわよ」

なんて言っていた。


子供達には、信じて欲しかったからサンタを信じさせてたけど。


正体がバレてしまうのは、淋しいな。


娘がまだ信じてそうだから、息子と二人で演出を考えてます。

今年が最後かもだから、しっかりサンタやらなくちゃ(^O^)



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