大切なあなたへ・第1話・

麻里  2006-11-24投稿
閲覧数[822] 良い投票[0] 悪い投票[0]

・第1話・
夏休み。大好きな彼氏と初めてのHをした。私は麻里。中学3年生。普通だったら大好きな彼氏と初めてのHをして嬉しいはず。でも麻里は複雑な気持ちだった。麻里には誰にも言えない秘密があったからだ。今の彼氏とは中学3年になってから付き合った。麻里はずっと片思いをしていた相手に告白をされて付き合えたことがとても嬉しかった。そんな幸せも束の間だった。麻里は家からとても遠い塾に通っていた。駅を乗り継ぎしてやっと着く場所にあった。塾が終って駅で電車をまつ麻里。すると2人の高校生ぐらいの男の人が来た。そこからはあまり覚えていない。でもこれだけは覚えている。頭を殴られ近くの空き地でレイプされた事を。気ずいたら誰もいない空き地に寝転んでいた。不思議なもので悲しいはずなのに涙が1つぶも出ない。誰かに泣き付きたい気持ちもあった。でも隠さなきゃという気持ちの方が大きかった。麻里がどうして大好きな彼氏と初Hをして複雑な気持ちなのか。これだけでは納得できないかもしれない。しかしもう1つの理由を聞いてくれれば納得してもらえるだろう。彼氏と初Hをする前の日。吐き気がひどくお姉ちゃんの妊娠検査薬を勝手に持ち出してトイレで調べた。麻里は泣いた。赤ちゃんができていたのだ。明日は彼氏と会う。もう断れない。それに麻里は汚れた体を大好きな人に抱かれる事で少しは奇麗になるかと馬鹿な事を思ったからだ。
それから1ヶ月。さすがに妊娠の事を相談しなければと麻里は思った。1番相談しやすいのはお姉ちゃんだった。麻里は全てお姉ちゃんに話た。お姉ちゃんは泣きながら麻里を抱きよせた。『辛かったネ。大丈夫。』と言ってくれた。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 麻里 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]
ラメライナーで激カワeye
話題の涙袋効果も


▲ページトップ