キーンコーンカーンコーン
「ガラガラガラ」
うざったらしい
先生が入ってきた
「大原!大原!」
うしろから声が聞こえてきた
「なに-?」
振り返ると
幼なじみの
斉藤 しょうた
(さいとう しょうた)
だった。
「ペン貸して!」
「なんで?」
「彼女に手紙書くの〜」
しょうたは生意気に
モテるんだ。
今の彼女も2年に入って4人目になる…
告白は全部向こうから。
「彼女ってだれ?」
「うるせ〜な」
実は知っていた
親友のまおだった。
さっき恋の話していた時まおはやたらとしょうたの事を見ていた
私はペンを貸すのが
イヤだった。
「まおでしょ…」
「何で知ってんだよ!!」
「私はあんたの事は何でも分かるからさ!」
「なんだそれ!笑」
私は好きだった…
しょうたの事
でも好きすぎて
まだその気持ちには
気づいてなかった…