季節は、春。桜は花を散らす。暖かな風が、花びらを運び遥かなる人々に、春の終わりを告げる。 ちょっと前より桜の花が減った気がした。ゴーグル越しに見る、外の世界は朝の陽光で、眩しく綺麗だ。道路にできた花びらのカーペット。その上を、僕はバイクとリズミカルなエンジン音を轟かせながら突き進む。何も変わることなく四つの季節を繰り返す毎日。この春は、高校に入って二回目の春。 何かを期待する僕、海根 幸がいた。 え〜、と、初投稿させていただいたグリーンです。どうぞ月に叢雲、花に風ﾖﾛｼｸお願いします。
新着小説100作品 恋愛ﾐｽﾃﾘSFﾌｧﾝﾀｼﾞｰﾎﾗｰｴｯｾｲ日記ﾉﾝｼﾞｬﾝﾙ公募投稿作品ｱﾄﾞﾍﾞﾝﾁｬｰ詩･短歌･俳句ｽﾎﾟｰﾂｺﾒﾃﾞｨ学園物その他管理人用
[375] 
[0] 
[0]
