『ここはどこだ?』
誠は気が付くと周り一面視界が真っ白な所に倒れていた。 『俺は死んでだのか…ここはあの世?』
「違うよ。」
背後から声がした。後ろにはさっきの幼い少女がいた。
「おい。ここはどこだ。あとお前らは俺をどうするつもりだ?」
「あたし達はお兄ちゃんをお遊びの仲間に入れてあげただけだよ!あとここは天国でも地獄でもないよ。」
「ふざけるのも大概にしろ!!さっきから言ってる〔遊び〕ってなんだ?」
「全く。ウルサイナァ…」
いきなり少女の声が低くなり誠を睨み付けた。
『あれ?・・・体が動かない!?』
誠は金縛りにあってしまった。
「遊びルールを説明する。この遊びは鬼ごっこの様なものだオニに殺されれば自分はオニになる。普通の人間がオニを殺っても何の問題もない。まぁオニの身体能力は遥かに人間を超越しているが…基本的にはそれだけだ。」
そう言うと、目の前が暗くなり始めて少女の姿は消えた。
「さぁゲームスタートだお前はいつまで持つ?フフフ…」