学級委員長 最終

福島 本康  2006-11-26投稿
閲覧数[357] 良い投票[0] 悪い投票[0]

緊張する。
『笑顔でいこう!』
私は淳一君の前へ顔を出す。
淳一君は私に気付いた。…けど何も言わない。
私は思い切って、淳一君のとなりに座る。

……………



『寒い』

淳一君に近寄った

淳一君も近付いて来た

肩と肩が触れ合い

握った手

『暖かい』

順一君が

「今日は 弟の誕生日なんだ」

意味は

『わからない』

うつむく淳一君

もう会えないから

私は

泣いた

私の"学級委員長"が終わる


冬休みに海外留学した私。

私の学級委員長は短かった。
あれから色々勉強したし、少なからず恋も知った。
あれが"初恋"だったのかはもう、わからない。………だけど………今でも時々思い出すんだよ………淳一君。。。

おわり

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 福島 本康 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ