いつもと変わらないお昼すぎ・・・。
クリームパンをほおばりつつ
ふと空を見上げる・・・。
「・・海(かい)あんたも空見てる?」
いるはずのない人に話しかける私。
海は・・もう1年前に死んだのに・・・
どうして?
なんで海が病気になんなきゃいけなかったの??
海がなんか悪いことした??
神様・・・ひどいよ・・。
私の目から雫がこぼれる。
いけない!!泣かないって決めたんだ。
海のためにも・・・
私、上条みやび(かみじょうみやび)
私は今日まで生きてて
絶対忘れられない事がある。
それは・・・。
海と一緒にいたこと。
そして・・・。
突然の死・・・。