碧い星?

流星  2006-11-27投稿
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「救援艦隊だっ」

「こちらは第5連合艦隊所属第1派遣艦隊だっ」
「援護してくれっ」

「了解した」

「艦隊を散開しろっ、各個に砲撃。軍港を死守する!!」



「敵の増援艦隊ですっ」
「マイト中佐の艦隊を向かわせろっ」

「了解っ」

敵の増援艦隊は200隻もの大艦隊だった。
俺は全滅を防ぐために撤退を考えた…

「艦長…どうしますか?」

撤退をするかということだろう。

「撤退は艦隊行動ができなくなった時だっ、まだ艦隊行動はとれる」

「了解しましたっ」



増援艦隊はかなりの錬度を誇っていた。我々の砲撃は虚空に消えていった…

「手強いですね…砲撃が当りません…」

「艦首を振ってフェイントをかけろっ」

「了解っ」

「主砲を敵の横っ腹に叩き込んでやれっ!」

「陽電子加速砲の出力を最大に設定。左舷前方のシン級に向けて砲撃を開始っ」

キィィィン…
ドォォォン、ドォォン、

「右舷より砲撃っ!!」
「回避っ!!」

「回避できませんっ」

「衝撃に備えろっ!!」
ドッグォォォン…

「酸素の流出を3ブロックで確認っ」

「閉鎖しろっ、消火急げ」

「了解しましたっ」

「本艦は退避行動に入るっ」


「命中を確認っ!」

「次の目標は右舷前方500にいるクロン級を撃つ!!」

「了解っ、射撃用意!」
「撃てっ!!」

バシュッン、バシュッン

「高エネルギー反応っ!!」

「回避だっ、反撃しろ」
「了解しました」


「我々は艦隊の半数を失った…悪いが撤退する」


「なんとか制圧できた…な」

「軍港内には敵艦の内部資料などがありますがいかがしますか?」

「本部に送信しろ。それと第2軍の出撃を早くするように連絡しろ」

「分かりました」


我々は勝利した…だが、月を制圧するにはまだ戦力が足りなかった…戦争は長引きそうだった…


続く



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