某日、某国とある酒場で…
店内にはサイケデリックな音楽とカードをシャッフルする軽快な音が入り交じっている。
今夜、俺はこの酒場のキング・オブ・カードになる決心をする。
店内にはざっと五人といったところだろう。
俺は生唾を飲み込み酒場のドアを蹴り破った。
ドアはものすごい音を立てへし折れ、回転して吹っ飛んだ。
ギャシャンと一人の男に直撃する、他の男たちがすかさず身構える。
あと四人だ。
俺は正々堂々とドアのないドアから入る。
おっと!余裕の顔もお忘れなく。
四分の一が言う
「おまえ!誰だ!?」
おなじみの台詞である。こんなこと言う奴は雑魚に決まっている。
そうだ雑魚Bと名付けよう。
そしてあそこに転がっているのが雑魚Aだな。
「てめえ!なに一人でにやにやしてんだよ!」
雑魚Cが叫ぶ。
俺はここで口を開く
「俺の名は?のJack。革命家Jackとは俺様のことさ」…決まった。
一同ぽかんとする。まぁ無理もない、お前等とは格が違うんだよ。
ほら、ひざまづいて命乞いをしろ。
雑魚BとCが顔を合わせて言う
「お前知ってるか?」
「さあぁ、しらねぇよ」四人は俺のことが知らないらしい。
なんとここに来て予想外の展開である