留美は愁斗に別れを告げられてから2〜3ヶ月ほど経つとまた拓人と毎日のようにメールするようになっていた。しばらくの間は愁斗を見ると切なくなって苦しくなって…泣きそうになっていたのにいつの間にか気づけば愁斗のことは何も想ゎなくなっていた。拓人への想いがまた蘇ってきたんだ。拓人は優しく、みんなが愁斗のことを留美に聞く中、拓人だけは留美にそんなことを聞くなんてことは絶対にしなかった。楽しいことを言って笑わせてくれた…。だけどもう遅かった。留美がもう一度、拓人への想いに気づいた時には拓人には好きな人ができてしまっていたんだ---------