★20××年,春彩る季節…学生なら誰もが胸高らかに新しいスタートをきる3月…だが…
この坂崎 聖等15歳は、全くやる気がないのでした。★
<ドタドタドタドッ>
「聖っ!!聖等!!!」
(モゾモゾ)
「…ん゙〜っ…朝っぱらからウッセーんだよ」
「あんた!!…登校初日から寝坊する奴が何処にいるのよ!!!」
「………」
「聖等!!!!」
「わかった!!わかった!!起きりゃいいんだろ!」「何をえらそうに…誰の為よ…後で、あんたが泣くだけよ」
「はいはい…ンッしょっと…」(ガバッ)
…………20分後………
[ハァ〜ぁ…なんか、寝たりねぇ…]
今日から、また同じ事の繰り返しを思うと帰りたくたまらない聖等でした…
(タッタッタッタ)
「よっ!!昨日ぶり!」笑
「お前は、なんで朝っぱらから元気なんだよ…お前の顔にもあきたなぁ」笑
「ウッセーよ!俺の事好きなクセによ!全くシャイな奴だなぁ…お前さんわぁ!」笑
★…こいつは、小学の時からの深い友達で、ゆうとってゆう奴なんだぁ。見た目は、太ってるけど…これが結構いぃやつなんだよ。まぁ親友かな!!★
「なぁ聖等!可愛い子いるかなぁ!?」
「お前は馬鹿か!?…男子校だぞ…いるわけねぇって…てか、後2分しかねぇ…間に合わねぇや…」
「何いってんだよ!!間に合わないじゃなくて、間に合わすんだよ」
「はぁ!?無理!無理!!…ちょっ!!…マジかよ」
…まぁ間に合うわけもなく、直行で職員室…おとがめをうけた僕たちは、教室に戻り席に着いた…
「あ〜、こんなんだったらもっと早く起きりゃよかった…」
[…しかも…覚悟はしてたんだけど、こうも男をそろえられると素晴らしい!!の一言しかでねぇなぁ…ウワッ!!ものすごいみられてる…マジかよ…入学初日で敵対心むきだしかよ…まぁ相手してやってもいぃけど…なんせ、後がだるいからなぁ…まぁっ、適当に…適当]
「聖等!!わりぃ…腹減ったから金貸してくれ!!」「しずかにしろって!!」
[ただでさえ目ぇつけられてるのに…ぁあ〜この先どぅなるんだぁ…俺がひそかに思ってた高校生活は、こんなんじゃなかったのに…もっと、こぅね…ワイワイと…まぁ初日だからわかんないかぁ…]
続く