田舎から上京

ころ  2006-11-29投稿
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上野駅に着いた、憧れの東京だ。だが住むところも仕事もない、握りしめた手には五万円だ。一日目から居候生活が始まった!すぐに東スポを買いに行き求人募集広告を探した。あった、あったよ、喫茶店のアルバイトでしかも日給一万二千円だから田舎の相場の軽く二倍だ。頭はここに決めていた。すぐ面接予約済みにしてとんとん拍子で都会の住人になった。うん、夢と希望の街で成功するんだ、たくさん働いてお金を貯める、そして社長になって田舎の母親に報告するんだ。俺は真面目に働いた、だがそこは賭博の機械が置いてあるポーカー喫茶店だった。

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