駆け付けた警官二人と共に自宅201号室に向かう。
警官に挟まれる形で家に上がると、一瞬警官の動きが止まるが少しづつ二人が女性に近付く。一人が生死の確認をすますと相槌を打ちもう一人が無線でどこかに連絡をしだした。
見続けるのも嫌な気分になるので隣りの部屋で待つ事にした時、携帯を発見した。「ここにあったのか…」ダイニングから死角になったソファに投げ捨ててあった。
背後に気配を感じて振り返ると警官が立っている。
「青山さん(主名)、事情聴取が署の方であるのでご同行できますか。」
逆らうのもおかしいので同意しパトカーに乗った。