2.初カレはオトコノコ 私に彼氏ができた―クラス全員が喜んでくれました。私と彼は既にクラス公認...
『キサト良かったねぇ〜』「何が?」『イサムくんとは順調なの?』「まぁね、毎日メールはしてるよ」『私...
『遅いなぁ〜…』━━不安になる。もしかしたら、一生隼人に会えないんじゃないか。そんなことを考え...
約束の時間になりわたるは店の前で待っていた。リサは少し遅れて店から出てきた。 リサ『ゴメン、遅れ...
冬の朝のにおいはおもしろい。空気にもにおいがあるものなのだろうか。それとも今日が特別な日だからだろ...
「椎矢ー!!ノート見せてー!!」 「なな!日曜ヒマ!?」 いつしか僕は彼女の名前が聞える方...
休み時間は、君が来る。何時ものように。でも、今は話したくない。そう思っていたら、君はすぐに廊下に...
休み時間は、君のところに行く。何時ものように。そのつもりだったんだ。さっきまでは…。でも、今は話...
場所は意外な程きれいな会場だった。集まっている人たちが喪服を着ていなければクラシックコンサートに来...
桜咲く4月、和也はもうすっかり歩き慣れた高校までの道を歩いていた。 早かった2年間を思い出しなが...